小さな博物館運動

2012年

「国宝・金印レプリカ」「金印BOX」贈呈式
in 花尾小学校

今年は「6月23日 金印チャリティー 神田紅独演会in北九州」開催を記念して、6月22日、北九州市立花尾小学校でも金印レプリカ贈呈式が開催されました。

6年生83名の皆さんに、福岡出身の講談師 神田紅さんからの質問です。

志賀島で発見された金印『漢委奴国王(かんのわのなのこくおう)』は卑弥呼の金印でしょうか?

・・・答えは×、多くの皆さんは正解でした。
卑弥呼に贈られたという金印『親魏倭王(しんぎわおう)』がまだ見つかっていないことも知りました。

『国宝・金印物語』は紙芝居でご披露。講談を初めて聞く皆さんにわかりやすいように、金印を志賀島で発見した甚兵衛さん役をはじめ、福岡紅塾の塾生が大熱演?不思議不思議の金印発見物語を楽しく深く学びました。
金印レプリカを展示する「金印BOX」が、渡邉征洋校長に贈られました。全校児童の皆さんがいつでも見られる小さな博物館です。大事にしてくださいね。
6年生3クラス代表の児童に、金印レプリカが贈られます。レプリカを囲んで皆さんの瞳がキラキラ、手にした感想は・・・どうでしたか?
4人の児童に感想を聞きました。

金印を発見した甚兵衛さんは過去帳に名前がないし、他に遺跡のない志賀島の畑からポツンと出てきた不思議な金印。「大名が隠した」「流れ着いた」など皆さんの想像は膨らみます。
また、「小さいのに重かった。本物の金印をさわってみたい。」との声も。

小さな金印にはいろんな謎があり、皆で考えると歴史は楽しくなります。福岡の宝物、国宝・金印は福岡市博物館に展示されています。ぜひ、見に行ってください。

私たちは、国宝金印レプリカを贈る「小さな博物館運動」に取り組み16年目を迎えました。小学校他178校、1400人以上の子供たちに贈呈することが出来ました。
次の時代を担う小学生の皆さんに、歴史を学ぶきっかけを掴んでいただき、歴史をこれからに生かして、どうか大きくたくましく成長していただきたいと願っております。

子供たちに金印を贈り、大人は心元気で応援しましょう。これからも小さな博物館を増やしていきたいと頑張って参ります。 皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。

「国宝・金印レプリカ」「金印BOX」贈呈式
in 警固小学校

2012年2月23日 警固小学校

金印『漢委奴国王(かんのわのなのこくおう)』が志賀島で発見された1784年2月23日を記念して、今年も「金印レプリカ」「金印BOX」贈呈式が開催されました。2009年から始まった学校訪問、今年は警固小学校を訪れました。

福岡出身の講談師 神田紅さんと金印について少しお勉強、卑弥呼に贈られた金印がまだ見つかっていないことを知りました。

講談を初めて聞く皆さんにわかりやすいように『国宝・金印物語』は紙芝居でご披露。金印を志賀島で発見した甚兵衛さん役で福岡紅塾のキンちゃんも出演し、不思議不思議の金印発見物語を楽しく深く学びました。

6年生93名、5年生93名、の一人ひとりに金印レプリカが贈られました。歴史と交流のシンボル金印は小さな博物館です。金印を大切にして、大きく、たくましく成長してほしいと願っています。
福岡市博物館の酒井龍彦館長から、金印について詳しくお話をしていただきました。日本の国際交流の証である金印を大事にして、皆さんも福岡から国際社会に羽ばたいてくださいとのメッセージをいただきました。

金印レプリカを手に乗せ、触ってみた皆さんからは、「キラキラしてきれい」「宝物にします。」「金印贈呈式のことを家族にも話します。」「大事にして今日はいっしょに寝ます。」などの感想が聞かれました。
国宝 金印は日本の宝物、金印レプリカも皆さんの宝物になることでしょう。

私たちは、国宝金印レプリカを贈る「小さな博物館運動」に取り組み15年目を迎えました。福岡市内の全小学校他177校、1300人以上の子供たちに贈呈することが出来ました。
次の時代を担う小学生の皆さんに歴史を学ぶきっかけを掴んでいただき、歴史をこれからに生かして、どうか大きくたくましく成長していただきたいと願っております。

子供たちに金印を贈ることを中心に、大人は心元気で応援しようと、15年目を迎えて、ふくおか新遊民倶楽部は『金印倶楽部』へと名称が変わりました。

これからも小さな博物館を増やしていきたいと頑張って参ります。皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。